スポーツやレジャーが盛ん
宮崎県はスポーツ活動がとても盛ん
宮崎県といえば農業や漁業、畜産業など豊かな自然を生かした産業が盛んな土地として知られていますが、実はスポーツもかなり盛んです。おおらかで楽しいことが大好きな宮崎県の県民性を反映してか、2006年のスポーツ活動率ランキングでは宮崎県が全国1位です。スポーツ活動率については多少古いデータですが、全国の中でも特にプロスポーツの振興に力を入れている宮崎県の現状を思えば納得の数字です。
宮崎県とともに熊本県や鹿児島県、佐賀県、長崎県も10位以内にランクインしており、九州全体のスポーツ活動率の高さがうかがえます。例えば、2011年のランキングでは、宮崎県のバレーボール人口は25歳以上の人口100人のうち6.87人です。これは全国2位の島根県に比べて1人多くなっています。2014年の人口10万人あたりのスポーツ用品店店舗数ランキングによると、宮崎県のスポーツ用品店は人口10万人あたり17.77店舗でした。2位の高知県では16.67店舗だったので、ここでも1店舗以上の差が開いたことになります。
スポーツの合宿地としてすっかり定着
宮崎県は、スポーツの合宿や練習の場所としてプロ・アマ問わず多く人々が訪れる地となっています。プロ野球のキャンプ地として初めて宮崎県を選んだのは読売巨人軍でした。以来、60年以上にわたって宮崎県でキャンプを実施しています。現在では、読売巨人軍の他に東京ヤクルトスワローズ、広島東洋カープ、福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズなど日本のプロ野球チームや海外のチームなどが宮崎県でキャンプを実施しています。
サッカーについては、Jリーグ全31チームのうちおよそ半数のチームが宮崎県でトレーニングをしています。プロチームがこぞって宮崎県を活用することから、社会人チームや大学生チームなども宮崎県で合宿を行う流れが加速し、これに対応するための競技施設と宿泊施設も増えました。
宮崎県は豊かな自然を満喫できるレジャーも充実
自然豊かな宮崎県には、自然を満喫しながら楽しめるレジャースポットがいくつもあります。日豊海岸から日南海岸までおよそ400Kmにわたる海岸線は、サーフィンやダイビングを楽しむことができる日本でも有数のレジャースポットです。宮崎県は1年中暖かい場所なので南国のイメージが先行していますが、冬になると日本最南端のスキー場でウインタースポーツを楽しむこともできます。
海に行けば長く続く美しい海岸線、山のほうを向けば数々の日本の名峰と、ダイナミックな自然に囲まれた環境の中で思いっきり楽しむレジャーやスポーツは人々に最高の気分をもたらしてくれます。
