有名な観光スポット
宮崎県は見どころ満載
いざ移住をしようと心に決めていても、生活するイメージができないと不安が募ってしまうかもしれません。そのため、まずは宮崎県にどのような魅力的なスポットがあるのかを知っておく必要があるでしょう。
宮崎県といえば、何と言っても南国ムードが街のあちらこちらで感じられることが最大の特徴です。というのも、県の木であるフェニックスやワシントン椰子などの並木があったり、温暖な気候で育つハイビスカスが植えられていたり、まるで異国の地に降り立ったかのような別世界の感覚を味わえます。そうしたリゾート地を思わせる代表的なスポットが、日南市にある「日南海岸」。県南部に位置する青島あたりから、お隣の鹿児島県志布志町まで140kmほど続く海岸で、爽快なドライブを楽しめます。日南海岸沿いには、「サンメッセ日南」というテーマパークもあり、海を背にして7体のモアイ像が並んでいる様は圧巻です。同じ日南市には、ほかにも洞窟の中に本殿が鎮座している「鵜戸神宮」があり、多くの参拝客で連日賑わっています。
また、高千穂町は異なる雰囲気があり、自然が織りなす造形美とスピリチュアルな感覚を味わえるスポットが点在。たとえば「高千穂峡」は、渓谷の下から約17mの落差のある滝を間近で見ることのできるスポットで、自然のパワーを肌で感じられます。近くには「天安河原」という天照大神の神話に基づくパワースポットも。その神秘的な雰囲気が、訪れる人の心を引き付けています。
絶品グルメも堪能できる
南国ムード満載の宮崎県は、温暖な気候を活かしたフルーツ栽培も盛んです。有名なのが、完熟マンゴー。「太陽のマンゴー」という宮崎県産のブランド名を引っ提げた完熟マンゴーは、濃厚で甘くジューシーな味わいがあるとして知られています。また海に面しているため、新鮮な魚介類を堪能できるのも魅力です。特に伊勢海老の産地として有名な日南市では、漁解禁の9月から新鮮な伊勢海老にお目にかかれます。
県民のソウルフードとして人気なのが、「チキン南蛮」でしょう。油で揚げたチキンに甘酸っぱいタレとタルタルソースをかけて食べる一品で、店によってソースの味が異なります。そのほか、「地鶏の炭火焼き」「辛麺」「肉巻きおにぎり」など、県民に愛されているグルメは多数あり、まさに宮崎県はグルメの宝庫だと言えるのではないでしょうか。観光スポットやグルメが多様にあり、移住するのに申し分ない環境だと言えます。