移住するまでの手順
宮崎県へ移住する前に
県民性も環境も抜群の宮崎県は、地方への移住を希望している人にとって魅力的な場所です。しかし、移住すると決めてから実際に暮らしはじめるまでには多くの問題をクリアしていかなければなりません。そこで、宮崎県への移住を成功させるために欠かせない手順についてご紹介します。
家族みんなで移住について話し合う
移住すると生活のすべてが一変します。仕事も学校も変わり、気候や生活環境も大きく変わります。だからこそ、家族全員が移住に納得している必要があります。なぜ移住したいのか、移住してどのような生活がしたいのか、実際に生活はどう変わるのか、家族全員でしっかりと話し合います。家族のうちの誰か一人だけの意思で移住を決行してしまうと、移住してから問題が大きくなってしまうかもしれません。移住を成功させるためには、まずこの段階で家族全員の意思を固めておきましょう。
宮崎県についての情報を集める
宮崎県へ移住すると決めたら、次は宮崎県について徹底的に調べましょう。宮崎県内のすべての市町村に移住専門の相談窓口が設置されており、県外の都市部の相談窓口も利用できます。相談にあたって移住に求めていることをまとめておくと、希望に合うエリアや住居、仕事など必要な情報を得ることができるでしょう。宮崎県は、大きく分けて県央、県南、県北という3つのエリアに分けられます。エリアによっては冬にスキーができるなど、温暖といわれる宮崎県内でもエリアによって環境が大きく異なる場合があるので注意が必要です。
希望エリアが決まったら、まずは現地で移住体験をしてみましょう。パンフレットやインターネットなどの情報である程度理解しているつもりでも、実際に滞在してみて初めてわかることがあるものです。滞在中は、日常生活に必要な買い物や病院、交通の便などを細かくチェックしましょう。この段階で丁寧に調査をしておけば、移住後の生活に早くなじむことができます。
移住に向けて本格始動する
移住のイメージが具体的になったら、仕事や住居を探しましょう。宮崎県が運営している「ふるさと宮崎人材バンク」とハローワークの併用がおすすめです。住居については、賃貸にするか購入にするかを決めて物件を探しましょう。空き家情報を集めた「空き家バンク」を活用すると、すぐに好みの物件が見つかるかもしれません。
仕事と住居が決まったらいよいよ引越しです。引っ越し費用として助成金が支給されることもあるので、移住先の市町村の情報をよくチェックしておきましょう。同じ日本でも地域が違うと文化も違います。新しい暮らしになじむまでは戸惑うことも多いものですが、あまり焦らずのんびり現地での生活に慣れていくようにしましょう。
