日本のひなた、宮崎で暮らそう

移住するなら宮崎県がおすすめ!

移住したあとの生活で知っておくべきことは?

移住後の生活

移住後の生活

自然災害が多いという側面も

宮崎県への移住を決意したら、魅力的な部分と併せて、懸念点にも目を向けてみましょう。というのも、宮崎県は自然が多く開放的な気持ちで暮らせる県ですが、住みやすさの点で見ると、先駆けて心得ておきたいことがいくつかあります。
たとえば、九州の南に位置している宮崎県は年間降水量が多く、台風も上陸しやすい県です。梅雨時期は集中豪雨による水害や、台風発生時期は勢力が衰える前の強い風の影響を受けるほか、海岸が多いため高潮や津波の被害も発生することが考えられます。こうした、風水害の影響を受けやすく、自然災害が比較的に多いという側面があることを理解しておく必要があるでしょう。事前に知っておくことで、災害の発生が少ない場所を移住先として選択することも可能で、防災対策や事前の備えも万全に行えます。

移動には車が欠かせない

宮崎県では、交通手段として電車やバスの利用は可能ですが、地下鉄は通っていないため公共交通機関は電車とバスの2択しかありません。さらに、電車やバスは基本的に1時間に1本で本数が少なく、1本乗り遅れてしまうと次の便まで長い待ち時間を要することになります。一言でいえば、宮崎県は車社会で、県民は車を主要な移動手段としており、車がなければ生活しづらいのが現状です。
実際に、各駅の周辺には生活必需品を売っているスーパーやドラッグストアなどはほとんどなく、少し歩かなければ買い物するスポットがありません。そのため、これまで県外で公共交通機関を主要な交通手段としていた人は、不便さを感じることでしょう。宮崎県への移住を考えると同時に、マイカー購入も検討したほうがいいかもしれません。その際は、車本体の費用や保険料、維持費などにお金がかかることも視野に入れておくようにしましょう。

都会では当たり前のものがない

宮崎県には民放が2局しかなく、チャンネル数が少ないがゆえに通常よりも遅れて放送されるか、もしくは放送自体がないといった事情もあります。これまで楽しみにしていた全国放送の番組を引き続き見たい場合は、動画配信サービスに登録するという方法で乗り切るといいかもしれません。
そして、都会にはあって当たり前の有名全国チェーン店が宮崎県には進出しておらず、近年は続々と増えてはきているものの、まだ少ないのが現状です。県外から移住してきた方にとっては、いつもの味を食べたくても食べれないもどかしさが募ることでしょう。こうした、宮崎県ならではのさまざまな事情があることを理解したうえで、移住に必要なものを準備しておくと住んでみてからのギャップを避けられます。